ヨーガをはじめたきっかけ③最初の師からいただいたもの

川畑先生に師事し、ヨーガを学び始めて5年ほど経ち、ヨーガの本来の意味、カラダとココロについてや、日々の食事の大切さが少しずつ理解できた頃、先生が病に伏してしまいました。


川畑先生が入院されてからの2、3カ月、ヨーガ教室に4、5人の講師の方が、流派を超えて入れ替わり立ち替わりご指導くださいました。


その当時は、代行の先生が何故長くお見えになるのか、理解できていませんでしたが、その時にそれまでは知ることのなかったいろいろなヨーガの体系があることを知りました。


改めて川畑先生は、広いネットワークをお持ちであると感じました。




ある日、いつも通りにヨーガ教室に行ったときのこと。


その日も代行の先生がお見えでした。


突然、みんなで輪になって座りましょうと言われ、その時に川端先生が亡くなられたことを知りました。


わたしはあふれる涙を止めることができず、もっと深くヨーガについて教えていただきたかったと思いました。



思えば川畑先生から

「あなたは、まだ若いから他の先生のところに行へ行きなさい」

と生前から言われていました。


その当時は、その意味がわからず、とてもショックを受けていました。


今思えば、生徒の未来を思っての発言だったように思います。



そう、しあわせは、あしもとから。


につづく)